【第11回】相対者との交流期間【約婚式】
*このブログは、私の独断と偏見で書いています*
さて、ここまで読んでくださっ方は少しわかってきてくださったかもしれませんが、正直、教会を挟まない一般の恋愛となんら変わりありません。
出会うきっかけは統一教会ですが、あくまでも考え方が近いというだけだと私は感じています。
その先に合同結婚式(祝福式)はありますが、それも私の印象としては、チャペルで神の前に誓いを立てるものと、あまり変わりありませんでした。どちらも宗教であり、ただその人と共に生きていくことが前提の、神の前で永遠の愛を誓う儀式でしかないのです。
さて、そうして私達の約婚式当日がやってきました。
約婚式では、教会長にお祈りをしていただき、ちょっとした誓約書を交わし(二人で祝福を受けるとか、なんかそんな内容だった気がします)、お開きでした。あっさりしたものです。
そして、私たちからは両親に外食をプレゼントしました。両親同士が仲良くなってくれるに越したことはないでしょうし、あくまでも約婚式は、二人の婚約の意味もありますが、どちらかと言うと「両親への感謝」がメインでもあります。
なので、私から食事を提案し、その食事代は私たち二人で持ちました。どこぞのいいホテルの食事というわけではなく、イオンモールのレストランコーナーでしたが、どちらの両親も喜んでくれていたようです。
ちなみに、約婚式も終えたことだしと両親達の前でどうどうと手を繋いだところ、速攻彼のお母さんに止められました。「祝福をまだ受けてないんだからダメよ!」と。笑
二人でこっそり、「お母さんには内緒だねぇ」と話したのを覚えています。
私たち二人はというと、せっかくの記念日になるのだから何かしようということで、互いに手紙を書きました。
そしてその日も夜勤の仕事が入っていた彼を自宅まで送り届け、別れを惜しんでいると…。
「手を繋ぐのもダメと言われたけど、キスしていい?」と、彼から一言。
もう何というか、この時はテンパりすぎてかなり挙動不審でした。
勿論私からすれば願ったり叶ったりだったのですが、この時はお断りしました。理由としては、「私の歯止めが効かなくなりそう」だったからです。そのことを素直に彼に伝えれば、彼もあっさり引いてくれました。
「男性が女性に煽られる」なんて話はよく聞いていましたが、この時は本当に、「いや女だって好きな人にそんなこと言われたら煽られるわ!!!」と思いました。全力で。
そして、初めての男女の情を交わしながら、「これは自分から避けなければ、確かに簡単に体の関係につながるかもしれない」とも思いました。
あくまでも私達は、この時点で「もうこの人以外の人と一緒になることなんて考えられない」という思いを共有していましたし、私に至っては、「彼と一緒にいられないなら一生独身だな」とまで思っていたこともあり、自分の中で一緒になる覚悟は決めていました。だからこそ身も心も許したい気持ちになったのだと思うのですが……。
ですが、好意を抱いている人から迫られれば応えたくなってしまうのも、また自然な心の動きなのだろうなとも思いました。
また、神自身が私たちをそう作ったのだろうとも。
ここからはさらに、教会のスタッフが読めば目玉が飛び出るような交流に、進んでいくことになります。
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