祝福二世ねこのブログ

私なりに見える統一教会について、記したいと思います。誰かの一助になれば。

【第8回】私の相対者探し

妊娠34週を越え、ひとまず体は現状維持ということで退院の目処がつきました。

逆子が治らず帝王切開は変わらずで、本格的に手術内容や日程を決める中で恐怖を感じつつ、長かったように感じた妊娠期間に終わりが見え、ついに我が子と会えるのかという喜びも感じています。


さて、今日は私の相対者探しについて。


まず親に、希望を聞かれました。「どんな人がいい?」と。

私の答えは、「真面目に仕事してくれる人。家庭のことを一緒に話し合える人」でした。

容姿は?身長は?仕事は?年収は?と、わりとしつこく聞かれましたが「ハゲでもデブでもチビでも何でもいい(口悪い)」と答えていました。

「容姿は慣れる。でも、家庭を続けていくならお金が必要だし、話し合いが必要だから」と伝えることで、両親も納得して探し始めてくれました。

まぁそもそも、私も小中高とブスだブスだと言われてきたのもありますし、自分自身が姿形で美を捉えるタイプの人間でもなかったので、あまり興味がなかったともいえますが。


そして、両親が見つけてきたのが現在の夫にあたる方でした。


母曰く、決め手はご両親の人柄の良さだったそうです。この二人の息子なら!という思いもあり、私に話がやってきました。


ウェブ上で公開されてる情報を見せてもらいながら、「どうする?会ってみる?」と言われ、二つ返事で会うことを了承しました。

会ってみないことには何もわからない、という思いもあったからこその判断でした。

ちなみにその時の彼の写真の印象は、「足短い人だなぁ〜」でした。


私自身はとくに神様に祈ることもなく、勝手に「導かれるだろう」と傲慢にも思いながら、彼と会いました。

その日は少しのセミナーのあと、両家と教会スタッフの方々と奈良公園のレストランで一緒にランチをいただきました。普段食べない食材が地味に嬉しかったのを覚えています。

特にその時は相対者と話すこともなく、彼のご両親やスタッフ、自分の両親と話をしました。どうも、あまりお喋りは得意な方ではない様でしたので、ならば私を知ってもらう機会になれば良いのかなと思い、普段通りの、むしろ普段よりちょっと悪いぐらいの態度や口調で過ごしました。

それでお相手が無理だと判断されれば、それもまたご縁かなと思っていました。


その後、奈良公園を二人で散歩。十メートルほど後ろには、二人の両親がお喋りをしながら着いてきている状態の中、仕事の話や趣味の話をしたり、鹿せんべいをあげてみたり…と過ごしました。

そして思っていた通り、お喋りは得意ではなく、話のふりは全て私から。慣れてきたら彼から話すこともあるのだろうかと思いながら、その日を過ごしました。


別れ際、連絡先を交換するときに「連絡するのはマメな方ではなくて…」という彼に、「私もです。でも大事な連絡の時はちゃんと返事くださいね!」と笑いながら話してたのを覚えてます。

ちなみに、この連絡がマメでないこと、大事な連絡も怠る夫には、現在も私がよく怒ってます。私の想像以上に連絡をしない人でした。

ただこの日の解散後、彼から即「今日はありがとうございました。これからお願いします」的な連絡をいただいたので、気付かなかったのです。

そして後から知ることになったのですが、彼が実際出会った女性は私で三人目か四人目。その方達と交流が進まなかった理由の一つに、「連絡が返ってこないから無理」というものもあったそうで、母にも姉にも「連絡返せ!」と小突かれていたようです。(この話を聞いた私は、彼が筆まめでなくてよかった…!彼の魅力に他の女性が気付いてしまうところだった…!なんて、呑気に思ってました。)


そうして、そこから二人の交流期間が始まりました。